a little house 集い場カフェ ~ほんの少しのお手伝い

a little について

  1. HOME
  2. a little について

<はじめに>

2015年7月、西宮にくらす女性たちが「社会のために何かしたい」「一生働き続けられる場所が欲しい」と集まりました。
育児や家事の経験やそれまでの仕事の経験が様々なメンバーがいるなかで、それを人生のキャリアと捉え、場づくりをはじめることになりました。
「一人ができることは少しだけど、力を集めれば何かできる」
そこからは、一人ではできないこと、苦手なことも、補い合いあえばいいとの思いで活動を続けてきました。
設立当初は様々な人が安心してつどえる場所として「a little ワンデイカフェ」を月に1回開催しました。
子育てをする中で、優先順位を[こども」や「家族」に置いて、自分自身を置き去りにしないよう、それそれの思いを語り合う場所としておしゃべり会をも定期的に開きました。
同時に、子育て世代向けの家事サポートも開始し、産前産後のご家庭を中心に地域の助け合いを広めてきました。
マタニティヨガや産前産後の家族向けの講座など、地域資源と子育て家庭がつながるための学びの時間も大切にしてきました。
このa littleの思いを伝えるために、設立当初より、講演会やイベント企画なども続けています。
西宮市内で行政機関の方々や子育て支援の団体との連携も深くなり、活動範囲も広がってきたことから、2019年9月にNPO法人化しました。
活動の中で、私たち自身がエンパワーメントすることが出来ました。
これからは、より多様な方々とつながっていける場所を目指し、誰もが生きやすい社会」を創っていきたいと思います。
2023年、念願の常設の居場所を開設します。
私たちに会いに来てください。

<私たちのこと>

誰もが生涯を通して自分らしく生きられる社会をめざし、地域で助け合えるしくみをつくっていきます。

NPO法人 a littleは2015年の設立より、兵庫県西宮市で産前産後・子育て期の方向けの家事サポートと子連れで安心してつどえる場づくりを行っています。ひとり親家庭を対象にした、食料支援や交流会も行っています。

課題①家族だけが頼りの子育て

当団体が行った調査によると子育てを手助けしてくれる人がいた人は2.05人。その多くが、夫と実母でした。また、
中学生、高校生の約10%近くが家庭の中での家事や家族の世話や感情面でのケアを担っている「ヤングケアラー」が存在しているとの報告もあります。コロナ禍で子育てを家族だけ、または母親だけで乗り切ろうとする家庭が増えています。

課題②孤独な子育てによるリスク

厚労省によると、虐待死の割合は0歳児が47.5%、中でも0日児の割合は18.6%。3歳児以下の割合は77.0%。加害者の割合は実母が55.6%と最多。家庭における地域社会との接触状況がほとんど無い事例は39.5%にのぼっています。

<リトルがあなたと約束すること>

誰も一人ぼっちにならないように、大人たちが手をつないでいくこと。
女性がどのステージに立っても自分らしくいられる社会を創ること。